サッカーの基本ルールについて

サッカー初心者であると、手を使っていいのはゴールキーパーのみ、くらいの本当に基本的なことしか知らない人も多いのではないでしょうか?しかし、ルールがわからないと何が起こっているのかが把握できず、試合の面白さが半減してしまいます。

そこでここでは初心者が知るべきサッカーの基本ルールを紹介していきます。

1.試合の時間と得点方法

サッカーの試合は前半45分、後半45分のあわせて90分で構成されています。

そして、この90分が終了した後に選手交代やファウルで実際にプレイが行われていなかった時間が追加されます。この時間はアディショナルタイムと呼ばれ、大体10分以内が追加されます。

得点方法は相手のゴールにボールを入れるという至ってシンプルなもの。この際、ゴールのラインを超えていれば得点が入るので、必ずしもネットまでボールが到達しなければいけないということはありません。

2.ポジション

基本的なポジションは以下の通りです。

ゴールキーパー GK

試合の中で唯一手を使うことが認められいてるゴールを守る選手を指します。

ディフェンダー DF

自分たちのゴール周辺に待機し、主に守備を中心に行います。ゴールキーパーのサポート的役割を担っており、手を使わずに相手のゴールを防ぎます。

フォワード FW

主に相手のゴール周辺に待機し、得点を取りに行きます。得点できるかはフォワードにかかっているので、試合などで最も注目されるポジションです。

ミットフィルダー MF

その名の通り、ディフェンダーとフォワードの間、つまりピッチの中央辺りで待機し、守備と攻撃の両方を行います。状況に応じて攻めと守りを素早く切り替えなければいけないので、幅広い対応力が求められます。

3.ファウルの種類

基本的なファウルには以下のようなものがあります。

・ゴールキーパーが6秒以上ボールをコントロールする

・ゴールキーパーが味方からパスされたボールに手で触れる

・ゴールキーパーが味方がスローインしたボールに手で触れる

・ボールとは関係のない位置で相手に意図的に接触しプレーを妨害する

 

・相手に対して、キック、パンチ、とびかかる、服をつかむなどの暴力的な行為を行う

上記が基本的なファウルですが、細かいものはまだまだたくさんあります。特に相手のプレーを妨げるような暴力行為には細かなルールが設けられており、あまりに悪質な場合は相手にフリーキックのチャンスを与えたり、イエローカードを出されたりすることになります。

4.フリーキック

先に登場したフリーキックですが、これは相手からファウルを受けた際にキックで試合を再開することを指します。(通常はスローインといって手でボールを投げることから試合を再開します。)

このフリーキックはファウルが発生した場所から再開しますが、ペナルティエリアと呼ばれるゴール周辺のエリアでファウルがあった場合は、所定の位置からペナルティキックを行うことができます。

以上がサッカーを観戦する際に最低限知っておきたいルールです。この程度を押さえておくと試合中に何が起こっているのかがなんとなく理解できるようになります。

しかしサッカーはまだまだ奥が深く、細かなルールがあります。そのあたりは試合を見つつ徐々に覚えていくようにするといいでしょう。